株式会社 工苑

工苑ってどんな会社?

どんなことをやっているの?

製造業として、油圧機器向け電子装置、油圧やモータを使った装置の設計・製造を行っています。
大きく分けると、
 量産部門:自社オリジナルや油機メーカのカタログ製品である油圧バルブ用アンプの量産をしています。
 特機部門:お客様からの依頼で設計・製作しています。1案件ごとに1台から数台を作ります。
 輸入製品販売:海外のサーボ制御製品を輸入販売しています。製造業でもあるので技術サポートも万全です。
売上構成は円グラフの通りです。

輸入製品販売部門

輸入製品販売は、もっとも力を入れている部門です。
サーボモータ用ドライバとモーションコントローラの販売は、物流倉庫の無人搬送車向けに多く実績があります。
また、モータドライバはネットワークにも対応しており、製造ロボットなどで注目されています。
超音波モータは、超精密位置決めができ真空中でも使えるため、半導体製造装置に多く使われています。
また可搬型の装置の用途で使える小型・軽量な超音波モータの適用分野への拡販も模索しています。
海外メーカとのやりとりは英語(主にメール)。メーカから社員が来社したり、私たちが訪問したりと国際色豊かな部門です。

量産部門

量産部門は、油機メーカーのカタログ製品を製造しています。
いわゆる下請けではなく、メーカーから設計依頼を受けて共同して開発したものが多いです。
合わせて、特機部門で納品したユーザー様の感想やユーザの声を反映して自社製品を開発して販売もしています。
特に比例弁アンプKPA2シリーズは20年以上も建機や工作機械などのアンプとして使われています。
PLCなどですべての制御を行う方に、手軽に油圧サーボ弁を動かせる信号変換器KVIは2019年発売で好評です。
油圧サーボアンプKSVAは2020年に川崎ものづくりブランドに認定されました。ユーザからの要望もあるため、さらに改良していきます。
また、量産だけでは事業展開も難しくなってきたため、英国STAR社の油圧サーボ弁と組み合わせたミニ油圧サーボシステム(バルブ+アンプ+シリンダ)も検討しています。

特機部門

特機部門は、お客様からの開発関連が多く、その都度、設計・製造を行っています。
開発関連ということは秘密が多く、なかなか実績として紹介することができないのが残念です。いくつかはお許しを得て紹介する装置もあります。
基本的にお客様がやりたいことを一緒に検討し、設計に反映して図面にし、協力会社様と一緒にものづくりを行います。
当社ではメカなどの製造はできないので協力会社で作ったものを社内で組み立て、並行して社内で製作した制御装置とプログラムで動作確認をします。
油圧や電子制御、機械的な動き、センサや通信など多くの知識が必要です。もちろん自社で対応しきれない、もしくは経験したことがない部分については協力会社様や技術顧問などの意見を参考にして装置を完成させていきます。

工苑のこれから

特機部門では、油圧や電動アクチュエータを使ったモーションベースをいくつか製造実績があります。これからバージョンを増やして、モーションベースの販売に力を入れていこう力を入れています。
また展示会出展やWEBを使って工苑の製品と技術をどんどんアピールしていきます。私たちの技術と製品は、多くの技術者、開発者の困りごとの相談にも応じることができるでしょう。
私たちは「あなたのイメージを形にして動かす」、そんな制御屋を目指しています。
特機部門はもちろんです。そして、輸入製品販売部門でも取扱製品を使った機器の設計、応用品や自社製品の開発などを手掛けていくことでしょう。
そのためにも技術の研究にもっと力を入れていかなけばなりません。今いる社員の奮闘はもちろん、新たな一緒に働ける仲間も求めます。
工苑を一緒に切磋琢磨して活躍できる場にしていきましょう。また、あなたのアイデアも工苑を通して自社製品として形にしていきましょう。
工苑は、ものづくりを通して社会に貢献し、社員一人ひとりが幸せになれる会社を目指していきます。

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